
登録概要と基本データ
サブタイトル:洋上のアルプスに広がる、千年杉と雨の島
国 / 大陸:日本(鹿児島県) / アジア
種別:自然遺産
登録年:1993年(日本最初の世界遺産)
登録基準:⑦、⑨
キーワード
洋上のアルプス、樹齢1000年の屋久杉、縄文杉、多雨地域(月35日雨が降る)、亜熱帯から亜寒帯、垂直分布、ヤクシカ、ヤクザル、日本唯一の登録基準ⅶ
世界遺産の紹介
旅人なかむー
「ここが屋久島か!海からいきなり山がそびえ立ってて、まさに“洋上のアルプス”だね。」
案内人イーサン
「そうなんですよ。島の中心に標高1900m近い山があって、山岳地形がとてもダイナミックなんです。」
旅人なかむー
「わぁ…この森すごいな。あれが有名な屋久杉?」
案内人イーサン
「はい。屋久杉は樹齢1000年を超える屋久島固有のスギのことを指します。ちなみに幹の模様が縄文土器に見えることから縄文杉とも言われています。」
旅人なかむー
「すごすぎる!まさに歴史の証人だね。」
案内人イーサン
「しかも屋久島は“月に35日雨が降る”とも言われる多雨地域なんです。この湿潤な気候が屋久杉を育んでいるんですよ。」
旅人なかむー
「月35日!?毎日以上に降ってるじゃん。」
案内人イーサン
「そうなんですよ。さらにこの島では“垂直分布”がはっきり見られるんです。海辺の亜熱帯植物から山頂の亜寒帯植物まで、一つの島で全部観察できるんですよ。」
旅人なかむー
「なるほど!小さな島なのに日本列島をぎゅっと凝縮した感じなんだね。」
案内人イーサン
「そうです。そして忘れちゃいけないのがヤクシカやヤクザル。屋久島の固有種で、自然と人間が共生している姿を象徴しています。」
旅人なかむー
「わぁ〜!世界遺産にふさわしい生態系なんだね。」
案内人イーサン
「そうなんです。屋久島は日本で唯一、登録基準ⅶ「卓越した自然美」が認められた世界遺産なんです。」
旅人なかむー
「自然の美しさが評価されたってことか。ロマンあるなぁ!」
対策ポイント
- 洋上のアルプス:急峻な山岳島
- 屋久杉:樹齢1000年以上
- 縄文土器に見えることから縄文杉と言われている
- 多雨地域:月35日雨が降ると言われる
- 垂直分布:亜熱帯〜亜寒帯まで多様な植生
- 固有の動物:ヤクシカ・ヤクザル
- 日本唯一の登録基準ⅶ(卓越した自然美)で評価

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