
登録概要と基本データ
サブタイトル:ブナ林が育む生命の森、日本最大級の原生自然
国 / 大陸:日本(青森県、秋田県) / アジア
種別:自然遺産
登録年:1993年(日本最初の世界遺産)
登録基準:⑨
キーワード
ブナ、原生温帯林、年1.3mmの速いスピードで隆起、隆起と崩壊、アオモリマンテマ、ニホンカモシカ、絶滅危惧種クマゲラ、白神山地世界遺産地域連絡会議
世界遺産の紹介
旅人なかむー
「うわぁ、ブナ林がどこまでも広がってる!ここが白神山地か〜。」
案内人イーサン
「そうなんです。白神山地は世界最大級のブナの原生林が残る地域なんですよ。」
旅人なかむー
「でもどうやってこんな山地ができたの?」
案内人イーサン
「地形の成り立ちも面白いんです。実は“第四期後期の隆起”で生まれた山地で、今も“年1.3mm”という速いスピードで隆起しているんですよ。」
旅人なかむー
「えっ、今も動いてるの!?すごいなぁ。」
案内人イーサン
「そうなんです。しかもこの地域は多雪地帯なので、地滑りや崩落が頻発してます。つまり“隆起と崩落”が繰り返されて今の地形がつくられたんです。」
旅人なかむー
「自然がまだ生きて動いてるって感じだね。」
案内人イーサン
「動植物も豊かです。固有植物の“アオモリマンテマ”、天然記念物の“ニホンカモシカ”、さらに“絶滅危惧種のクマゲラ”も生息しているんですよ。」
旅人なかむー
「おぉ〜!貴重な生き物の宝庫なんだね。」
案内人イーサン
「そうなんです。そして地域を守るために“白神山地世界遺産地域連絡会議”という組織が、住民・行政・研究者などをつないで保全活動を進めているんです。」
旅人なかむー
「自然を守る仕組みまでしっかりあるんだね。まさに未来に残すべき森だ!」
対策ポイント
- ブナ林:世界最大級の原生林
- 第四期後期の隆起でできた山地
- 年1.3mmの速いスピードで隆起 → 今も隆起中
- 多雪地域で地滑り → 隆起と崩落で地形形成
- 動植物:アオモリマンテマ、ニホンカモシカ、クマゲラ(絶滅危惧種)
- 保全:白神山地世界遺産地域連絡会議

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