古都京都の文化財

登録概要と基本データ

サブタイトル:古都が紡ぐ1000年の歴史と庭園の美

国 / 大陸:日本(京都府・滋賀県) / アジア

種別:文化遺産

登録年:1994年

登録基準:②、④

キーワード

桓武天皇、平安京、わびさび、創建当時に近い姿、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、二条城、清水寺、平等院、延暦寺、池泉回遊式庭園、枯山水

世界遺産の紹介

旅人なかむー
「京都って“千年の都”って呼ばれているけど、やっぱり歴史を感じるね。」

案内人イーサン
「そうですね。794年に桓武天皇が平安京を開いて以来、京都は約1000年間、日本の政治・文化の中心だったんです。」

旅人なかむー
「千年かぁ…。それだけ長いと、いろんな建物や文化が生まれるよね。」

案内人イーサン
「その通りです。古都京都の文化財として登録されているのは、京都市に14件、宇治市に2件、滋賀県大津市の延暦寺を加えた合計17件なんですよ。」

旅人なかむー
「そんなにたくさん!代表的な場所ってどこ?」

案内人イーサン
「清水の舞台で有名な清水寺、徳川家の権力を示す二条城、そして宇治の平等院鳳凰堂なんかが代表的ですね。」

旅人なかむー
「平等院!あの10円玉に描かれてる建物だよね?」

案内人イーサン
「はい。平等院は創建当時に近い姿を今も残していて、極楽浄土の世界を表しているんです。」

旅人なかむー
「庭園もすごいって聞いたけど?」

案内人イーサン
「そうなんです。池を巡りながら景色を楽しむ“池泉回遊式庭園”や、禅の精神を表した“枯山水庭園”など、日本庭園の美を堪能できます。特に天龍寺や慈照寺(銀閣寺)は“わびさび”の美を体現していますよ。」

旅人なかむー
「なるほど…。京都は“日本独自の美意識”を象徴する場所なんだね。」

案内人イーサン
「ええ。古都京都の文化財は、日本の伝統文化が積み重なった“千年の歴史の結晶”なんです。」

対策ポイント

  • 桓武天皇によって長岡京からの遷都により平安京が誕生(794年)
  • 京都市14件、京都府宇治市2件、滋賀県大津市(延暦寺)の計17件が登録
  • 鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、清水寺・二条城・平等院などが代表的
  • 平等院は創建当時に近い姿を残す
  • 天龍寺や慈照寺は“わびさび”の美
  • 池泉回遊式庭園・枯山水庭園の発展
  • 千年の都が日本の美意識を体現

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